外構CADのメリットとおすすめの外構CAD3選について紹介!外構CADをIT導入補助金で安く導入しよう!

  • 2024年1月16日
  • 2024年8月14日
  • コラム

おすすめの外構CADについて解説!IT導入補助金で安く導入できる?

住宅は、リビングやダイニング、キッチンなどの内装と門扉やフェンスなどの外構・エクステリアにわ分けられます。住宅などの建物にとって外構は内装と同じぐらい重要な要素です。例えば、おしゃれなデッキやテラス、照明を設置することで、外からの見栄えが良くなります。また、フェンスやカーポートなどを設けることで生活の利便性が向上するでしょう。

このように、外構は建物の重要な要素のひとつですが、一般的に外構の設計は外構CADを用いるケースが多いです。外構CADを使って図面を作成すれば、設計事務所だけでなく顧客にも大きなメリットがあります。実際に、手書きや写真を多用して外構の図面を作成している方の中には、外構CADの利用を検討している人もいるのではないでしょうか?

そこで、今回は外構CADの概要や具体的なメリットを解説します。

また、人気かつおすすめの外構CADも紹介しますので図面作成に使えるCADを知りたいという方は参考にしてください。


CADジャンクションでは補助金の知識を熟知した専門家が、IT導入補助金を用いたCADの導入支援を行っています。個人で補助金へ申請する場合と比べても採択率をアップさせることができ、効率よく申請ができますので、特に初めて補助金の活用を検討されている方は、CADジャンクションの導入支援の活用を検討してください。

外構CADとは?わかりやすく解説

外構CAD

外構CADは、コンピューター上で外構の図面を作成するためのツールです。簡単にいえば、外構CADは、コンピューターで外構図面を作るツールといえます。

一般的に、外構図面を依頼すると、会社は図面を作成します。平面図からスタートし、パーズや立面図、構造図、断面図などを制作してから工事を行うのが通常の流れです。従来において、これらの図面は手書きや写真を多用して制作されることもありました。しかし、外構CADを導入する企業が増え、コンピューター上で制作するようになったのです。

外構CADの中には、敷地線入力や傾斜高さ自動計算、穴あけ、3D植栽など外構・エクステリアに特化している製品もあります。一方、汎用性の高い外構CADは、外構・エクステリアだけでなく建物の設計など幅広い機能が搭載されているケースもあるでしょう。

そもそも外構とは?

外構とは、敷地内の家の外側を表す言葉です。もっと簡単に表現すれば、建物の外の部分といえます。

また、頻繁に混合される言葉としてエクステリアが挙げられます。エクステリアは、家の外側の空間を捉えた言葉です。内装を表す言葉としてインテリアがありますが、エクステリアはそれの対義語になります。

CADとは?

CADは、Computer Aided Designの略称で、よくコンピューター支援設計と表現されます。今まで手書きなどで制作していた図面をコンピューター上で扱えるようにしたツールのことです。

CADは大まかにわけて2DCADと3DCADがあります。2DCADは、その名の通り2次元データの製図を行うCADのことです。手書きのように、平らな場所で製図を表現することができます。線や四角・円などで図面を作成することができ、手書きで行っていた製図をコンピューター上にそのまま映し出すことができるため、今まで使用したことがない人でも操作がしやすいという点がメリットです。

一方、3DCADは立体的に製図を行うことができるツールです。具体的には、コンピューター上に仮想空間を構築し、その中で建物や外構などを設計していきます。2Dの図面よりも具体的なイメージを掴みやすいため、その点に大きなメリットがあるといえるでしょう。


2DCADと3DCADについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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2Dcadと3Dcadの違いについて

外構CADを導入する3つのメリット

外構CAD

外構CADを導入するメリットは、大まかにわけて3つあります。それぞれのメリットについて詳しく紹介しますので興味がある方は参考にしてください。

リアルな完成形をイメージできる

外構CADの中にも2DCADと3DCADがあり、2DCADを使用する場合は手書きと同様にイメージしやすくなるわけではありません。図面から外構を立体的にイメージしなければならないため、図面に不慣れな顧客などは設計した外構を想像しづらいでしょう。

しかし、3DCADの外構CADを使用する場合、写真よりも精巧に外構を表現することができます。奥行なども確認でき、それを360度の視点から見ることが可能です。

これにより、顧客は完成後の外構をイメージしやすくなります。例えば、完成後に「少しイメージとは違う」というような思いを抱かせてしまったり、工事後に大幅な修正を要求されたりするリスクを軽減することができるので、その点が大きなメリットといえるでしょう。

照明イメージの確認が可能

外構・エクステリア設計には照明も含まれます。外構の照明は、機能性・安全性を担保します。例えば、暗い庭を照らすことで、足元の視界が良くなり安全性を担保することが可能です。また、夜でも明るい空間を確保することができるため、庭で過ごす時間も増えるでしょう。

そのほかにも照明は空間演出の役割があります。照明があることで夜でも庭を照らすことができ、それを楽しむことができるようになるのです。さらに、照明は防犯の効果も期待することができます。

実際に、新築住宅を依頼する顧客の中には、外構の照明まで細かくこだわりたいという人も少なくありません。しかし、照明は夜につけるものであり、手書きで夜のイメージを表現することは難しいです。

一方、外構CADを導入すると、実際に外構に取り入れる予定の照明をCAD図面上に配置することができます。これにより、夜に照明をつけた場合、どのように外構が見えるのかを細かく確認することが可能です。

このように、外構CADを使えば、手書きの図面では表現できない部分を顧客は明確にイメージすることができるので、その点が大きなメリットであるといえるでしょう。

修正を加えやすい

手書きの図面作成には非常に手間がかかります。住宅の大まかな形状や配置をスケッチした上で、大体の寸法を考慮して間取りのアイデアを形にし、建築用スケールを使用して正確な寸法で図面を書いていきます。設計する建物や技量によっても異なりますが、完成までに数日から数週間かかるケースも少なくないため、とても手間がかかる作業です。

建築設計に詳しくない顧客が見ても手書きの設計図に時間と労力がかかっていることを理解することができるため、手書きの図面は綺麗で個性がありますが、顧客が変更点を言い出しづらいというデメリットがあります。「ここを変更してほしい」などと気軽に言いづらいため、そのまま了承してしまうケースも少なくありません。

一方、外構CADを使用すれば、図面をパソコン上から簡単に変更することができます。例えば、違う素材のものを反映させてみたり、駐車スペースを移動させてみたりすることも可能です。手書きよりも多くの提案を瞬時にできるようになるので、その点も外構CADを導入するメリットのひとつになるでしょう。

外構CADはIT導入補助金で導入できます。以下の記事でIT導入補助金を用いた外構CADの導入を詳しく解説しています。

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人気かつおすすめの外構CAD 3選

最後に、外構・エクステリアの図面を作成することができるおすすめの外構CADを紹介します。それぞれの製品の特徴を細かく解説しますのでぜひ参考にしてください。

TurboCAD

外構CAD

TurboCADは、キャノンITソリューションズ株式会社が提供するCADソフトです。機械や建築、土木などさまざまな図面作成に使用することができるCADソフトになります。もちろん、外構の図面にも対応しているため、外構CADとして使用することも可能です。

TurboCADの特徴は、サポートが非常に充実している点です。購入後にメールやWebフォームによる無償サポートを3カ月間提供しており、30日使える体験版も利用できます。3カ月間の無償サポートが付いていることで、万が一、使い方がわからなかったり、トラブルが発生したりしたときでも安心です。また、体験版を利用することで、機能性を確かめた上で導入するかどうかを決めることもできます。

そのほかにも、TurboCADは直感的に使いやすいインターフェースを採用しています。例えば、リボンインターフェースを使用すれば、素早いコマンドアクセスを実現することが可能です。また、プロパティツールバーを活用することで、選択したオブジェクトの属するレイヤーや色などの属性を簡単に指定できます。

このように、TurboCADはサポートが充実しており、操作性にも優れているため、はじめて外構CADを導入する人や使いやすい製品を選びたいという方におすすめです。

外構CAD

Vectorworks 2023は、少ない工程で建築などさまざまなものをモデリングすることができる3DCADです。永久ライセンスはもちろんのこと、サブスクリプション契約なども可能なため、初期費用を抑えて導入することもできます。

Vectorworks 2023のVectorworks Landmarkは、地形モデルや多彩な植栽などに対応することができるため、外構CADとして使用することができます。生け垣ツールを使用すれば、単一または複数植栽の生け垣を簡単に指定して3Dモデルとして構築することが可能です。また、シェイドレンダリングモードを使用することで、光源オブジェクトや反射など緻密に再現することができるため、夜の外構の様子なども簡単にイメージすることができます。

Vectorworks 2023は、外構CADを導入したい方でさまざまなオブジェクト設計にも活かしたいという方におすすめのツールです。

ExCAD

外構CAD

ExCADは、日軽情報システム株式会社が提供している外構に特化した外構CADです。

敷地線入力や穴あけ、3D植栽など外構設計に特化した機能が集約されています。ExCADを導入すれば、外出先やモデルルームなどで説得力のあるプレゼンテーションが可能です。また、建築CADとの連携もスムーズなため、建築CADとは別に外構CADを導入したいという方も利用しやすくなっています。

まとめ

今回は、外構CADの概要やメリット、おすすめの製品について紹介しました。外構CADを導入すれば、手書きよりも修正がしやすくなります。また、完成後のイメージを精巧に表現することができるため、顧客との認識違いや大幅な変更が発生しづらいという点も魅力になるでしょう。しかし、外構CADの導入には費用がかかるので、そこに不安を感じる方もいるのではないでしょうか?


CADジャンクションでは、IT導入補助金を活用したCAD/CAM導入支援を行っています。外構に特化したCADも取り扱っており、企業のニーズに最適なツールをご提案させていただきます。コストを抑えて外構CADを導入したいという方はお気軽にご相談ください。

また、初回相談は無料となっています。「補助金の対象になるの?」「どのツールが自社に合っているの?」など、CADや補助金に関するお悩みやご相談のある方はお気軽にお問い合わせください。